2015年1月13日火曜日

Day 170: 保護猫「のらくろ」

体調:  低迷…
食事:  ほとんど食べず(炙りマグロ少々)
インターフェロン: 2滴
体重:  2.3kg

今日は口内炎が良くない。口からはずっと口内炎特有のジャリジャリ音、さらに食事中に声をあげて痛がり、血が混じったよだれを大量に流して苦しんだ。小さな体でひたすら耐えるファンに、何もしてあげられないのがつらい。背中を撫でてあげると、痛みが収まったのか、私の膝で丸くなって眠った。
匂いは嗅ぐけどなかなか口にしない…

今日、犬の散歩をしていたら、道端に猫がうずくまっていた。口と鼻から大量に流血、顔も手足も胸も血に染まって真っ赤になっていた。声をかけても体を撫でても全く動かない。死んでいる?でも身体は温かい。散歩を切り上げ、猫を動物病院に連れて行き検査をしてもらった。肝機能が低下しているが、エイズも白血病もなく、骨折もしていない。どうやら交通事故ではなさそう。殺鼠剤を口にしたのかもしれないとの事だったが、はっきりしたことは鎮静をかけて詳しい検査をしないとわからない。「また明日来るからね」と言って頭を撫でると、小さくゴロゴロと喉を鳴らした。カルテ作成には名前が必要。「のらくろ」にした。大丈夫、もう心配いらないよ。安心してゆっくりおやすみ、のらくろ。
歯がほとんどない。おじいちゃんなの?

2015年1月11日日曜日

Day 168: 体調下降&さくら猫

体調:  下降気味
食事:  ほとんど食べない
インターフェロン: 2滴
体重:  2.3kg

昨日の朝から食事の量がぐっと減り、今日はぷっつり断食状態。シーバのカリカリをやっとという感じで5粒くらい口にした。この食欲低下の原因が、貧血か体内の毒素か口内炎なのかはわからない。そのどれもなのかな。いつもより補液の量を増やし125cc。これでなんとか少しでも楽になってくれたらと思う。

腎不全は本当に厄介な病気だ。腎臓は体内の毒素をろ過する臓器で、ろ過された毒素は尿と一緒に排出される。健康な腎臓なら100の水分で100の毒素を排出できるが、腎不全の腎臓はろ過機能が低下しているので、100の水分では毒素を完全には排出できない。100の毒素を排出するには2倍3倍の水分を取り、大量の尿で流さないと、体内に毒素が溜まる一方になり、尿毒症で死に至ってしまう。だから腎不全になると、一様に多飲多尿になる。では、どんどん補液をして毒素を排出すればいいのでは、というと、それも一長一短で、体内に水分を入れれば、ただでさえボロボロの腎臓のろ過ポンプを酷使する事にもなり、別の致命的な弊害が生じてしまう。猫の腎臓は、検査で数値に異常が見られた時点で、その機能は8割前後失われていると言われている。また、腎臓は一度壊れたら回復しない。日々の丁寧な観察こそが未病への近道なんだな、としみじみ思う。

今日のファン。歩かず鳴かず、一日中寝ている。
良い夢見れてるかな。

今日、ディンのお散歩をしていた時、ある公園で沢山のさくら猫を見かけた。さくら猫とは、避妊去勢をしたしるしに耳先をカットした野良猫のこと。野良猫をただ殺処分するのではなく、増やさないようにして地域猫として見守ろう、という活動が今少しずつ広まっている。優しい気持ちを持つ人がここにもいるんだな、と思ったら、心が温かくなった。
耳がさくらの花びらの様なので「さくら猫」

ひとなつっこい!かわゆす!




2015年1月9日金曜日

Day 166: 体調良好!

体調:  良好
食事:  珍しく良好(シーバと懐石zeppinのカリカリ、シーバのパウチ少々)
インターフェロン: 2滴
体重:  2.4kg

ステロイド注射後、珍しいくらい良く食べている。尿毒症による嘔吐も血尿もない。口の中もいつもよりピンク色で、貧血も改善したのか、頻繁に歩き回る。何度も爪とぎをして、ベランダに出たがったりもするし、毛づくろいも入念。元気な証拠。ナァナァ鳴いてやたら甘えてくるファン。なんて可愛いんだ~。

さらに、今日はいつになく猫同士の仲がいい。ニーニは気難しい猫で、誰とも交わろうとしない。すれ違う時、特にファンには必ず激しくシャーする。ファンが我が家に来てから5か月半、最近ようやく距離が縮まってきた。これはひとえにファンの穏やかさと物おじしない度胸が功をなしたものだろう。ニーニの根負け、といった感じだ。

ニーニの威嚇もなんのその。
おいしそうに水を飲むファン。
クンはボーッとして何も考えてない…。

ディンとは前から仲良し。
ディンは平和主義者で
誰にでも優しい。

2匹の耳がくっついちゃう距離。
こんなの初めて!
お母さんは嬉しいよ。



2015年1月6日火曜日

Day 163: 炙りまぐろブーム再来!

体調:  まぁまぁ
食事:  低迷
インターフェロン: 2滴
サプリ: 1スクープ
体重:  2.3kg

お父さんが帰国してからひと月半、お父さんの顔を見るとそそくさと自分の部屋に隠れていたファンが、初めてお父さんの隣で丸くなって寝た。ファンが我が家に来た当初は、お父さんによくなつき、膝の上で甘えていたのだが、しばらく会わないうちにすっかり嫌われてしまっていた。ようやくお父さんが、いかつい顔の割に優しいって分かったのかな。

お父さんも喜んでるよ~

そして、最近また炙ったお刺身のブームが戻ってきたみたい。今日はマグロを炙ったら結構モリモリ食べてくれた。ファンは食事に関して飽きが早く、気に入ったらそれしか食べず、時期が過ぎると突然全く興味を示さなくなる。そうかと思うと、忘れた頃にまた食べるようになったりして、ファンブームはグルグル回っている。今は第二期炙り魚ブーム。明日はカツオにしてみようね。

ベッドでお食事
「お行儀悪くてごめんなさい…
今日はちょっとダルいの…」

食事の後、お気に入りの場所でお昼寝。足がダラーンだけど、大丈夫?
ポカポカして気持ちいい~

2015年1月3日土曜日

Day 160: 自宅補液&インターフェロン&ステロイド

体調:  低迷
食事:  ほとんど食べず(シーバのカリカリ少々)
インターフェロン: 2滴
ステロイド錠剤: 半錠
体重:  2.3kg

今日はインターフェロン、ステロイド、補液のフルコース。

まずはインターフェロン液を口内に滴下。できれば一番ただれている奥の歯茎(ちょうつがいの部分)にピンポイントでおとしたいけど、ファンが嫌がって首を振るのでなかなかうまくいかない。先生曰く、口の中に入れば、まんべんなく広がるから大丈夫、らしい。ちょっと気が楽になった。

次にステロイド錠を経口投与。グリニーズの猫用ピルポケットを使う。ピルポケットは人間でいうとオブラートみたいなもの。白玉みたいに柔らかく、おいしそうな匂いがする。

ステロイド錠をハサミで4分の1に切って小さくし、ピルポケットでくるんで丸める。指で丸めながらちょっと乾燥させるのがコツ。余りモチモチだと喉にくっついて飲みこみにくいので。
大体直径5-6mmの大きさ

投薬時、嫌がって暴れたファンに、後ろ足で思い切り引っ掻かれた。手が流血、でも傷の倍、お母さんの胸が痛んだよ。つらくしてごめんね、ファン。

仕上げは補液。リンゲル液を人肌に温め、ファンの背中を消毒して針を刺し、100cc注入。この作業が一番簡単。ファンが大人しい子で本当に良かった。
補液後は背中がこんもり

私はファンには苦痛緩和ケアしかしていない。今後も無理な延命は考えていない。ファンが頑張れない、頑張りたくないのなら、いつでも逝かせてあげようと思う。でも、それまではできるだけ一緒に生きる喜びを感じて欲しい。限りある命を前にして、お母さんはファンから色んな事を教わってます。
どうもありがとう。

2015年1月2日金曜日

Day 159: 高栄養食&初詣

体調:  低迷
食事:  低迷(懐石zeppinのカリカリ、リカバリー用高栄養食少々)
インターフェロン: なし
体重:  2.3kg

錠剤のステロイドは効果が短くて弱い。ファンはほとんど食べなくなった。腎不全の猫は体内の毒素を排出できないので、毒素を作らせない食事を摂らせる事が最重要課題、でも何も食べなかったら間違いなく死期が早まる。ファンは腎臓病の療法食が嫌いなので、普段はできるだけリンが少ない高齢猫用のご飯を与えるようにしているが、やはり嗜好性の高いフードの方が好き。それも食べなくなると、私の試行錯誤が始まる。今日はお刺身やスープにも興味を示さず、とうとう頼みの綱、高栄養食を登場させた。これは手術後などによく処方される缶詰で、決して腎不全の猫に適してはいないが仕方ない。何か口に入れてくれさえすれば、お母さんは一安心できる。
ファンはロイカナやヒルズの高栄養食より
スペシフィックが好きみたい

少しだけ食べて横になるが、かなりしんどそう。それでも、私が隣に座ると、一生懸命身体を起こして甘えようとする。いいんだよ、無理しないで。
ちょっと目が虚ろだね…
ゆっくりおやすみ

今日、ディンを連れて初詣をした。犬を連れて入れる神社があるのはありがたい。甘酒を頂いてお正月を満喫:し、ファンの健康を祈ってみた。
ディン「かんのんさま、大きくてこわいよ~」

2015年1月1日木曜日

Day 158: 今年も頑張ろう!

体調:  割と好調
食事:  やや低迷気味
インターフェロン: 1滴
ステロイド錠: 半錠
体重:  2.4kg

とうとう2015年、ファンも年を越すことができて良かった良かった。これもみんなファンの頑張りの賜物、偉いそファン!

年末年始は病院が開いていないので、週一のステロイド注射ができない。かといって、重度の口内炎を患っているファンは、ステロイドなしでは体がもたない。今までは口の痛みのため、経口投与の薬を飲ませる事ができなかった。でも今は大丈夫。日本に帰ってきたお父さんと協力し、二人で投薬する方法を試行錯誤し、上手にできるようになったのだ!というわけで、無事ステロイドの錠剤投与完了。やっぱり一人より二人、だね♪ 早速、炙ったマグロをクンと一緒にパクパク。
ディン「あたちもマグロ食べたぁい」
はいはい、ワンコ用のおやつ、あげましょ


我が家はイベントに疎い。お盆もクリスマスもお正月も、とりたてて何もしない。でも、今年はファンという家族が増えたので、ちょっとお正月気分を演出。おせちをお取り寄せ。
興味津々~
ファン「これが噂のおせち?
いつものホカ弁と違うわ…」

お友達からもらったつきたてのお餅!お雑煮に入れて食べたら、とってもおいしかった!
日本人に生まれて良かった~!