2014年8月25日月曜日

Day 29:  ファンは大らか

体調:  まぁまぁ
食事:  ドクターズケア・キドニー&シーバのカリカリ、焼かつお1本、ちゅーる1本
体重:  2.0kg
今、我が家には2匹の保護猫が居候している。生後ひと月、小さい歯が生え始めた可愛い姉弟である。弟の白茶クンはたったの200gで我が家にやってきたが、成長著しく食欲も旺盛だ。一回り大きい黒ちゃんより食べる。ファンのベッドやご飯を横取りし、始終ファンにまとわりつき、しっぽをオモチャにする。それでもファンは子猫たちを叱ることもなく、好きなようにさせている。
ファンは優しい子だね、お母さんは鼻が高いよ:)
ファン「子猫って可愛いな♪」

ファン「でも、ちょっとめんどくさい…」

2014年8月20日水曜日

Day 24: 自宅輸液2回目

体調: まぁまぁ
食事: まぁまぁ(ドクターズケア・キドニー&シーバのカリカリ、銀スプのポタージュ、モンプチ鶏ささみ)
体重: 2.0kg
今日も恐怖の自宅輸液。
ファンは素早くおかしな雰囲気を察知、そそくさと隠れようとする。「ファン~、出ておいで~」と、不自然に明るい声を出す私。さぶっ。無理やり、ソファの裏からファンを引きずり出す。ごめんよ~。
前回と同じく、夫は針を刺す作業を断固拒否。しぶしぶ私が注入係を担当する。
前回よりファンの抵抗は激しく、一段と声高だ。夫はファンより慌てている。そして、生食のコブは再び右に偏っている…。やれやれ。
こんなんで、夫が海外に戻ってから一人でやっていけるんだろうか。って、やるしかないんだよね。お母さんだもの!
ファンは多飲多尿。一日でこんなにチッチが出る。
薄くて匂いも少ない。

2014年8月17日日曜日

Day 21: 初めての自宅輸液

体調: まぁまぁ
食事: まぁまぁ
体重: 2.0kg
初めての自宅輸液。ドクターには手順をきっちり教えてもらったし、質疑応答も十分にした。診察台でファンを相手に実際にやってもみた。なのに、プロがそばにいないとやっぱり不安だ。
シリンジに針を装着、生食のパックから60ccを吸い上げる。針をチューブ付き翼状針に換える。ファンの肩甲骨部の皮をつまみ、消毒する。針を根元まで刺し、ゆっくりと生食を注入する。
と、書くと至って簡単そうなのだが、いかんせん私は針にフォビアがある。採血の時も、針が自分の血管に収まるのを見ないと気が済まない。凝視していないと、いつ刺さるか分からず、恐ろしくてジタバタしたくなるからだ。
ファンは、まさか自宅で輸液をされるとはつゆも知らず、ソファで寛いでいる。器具を準備しながら、手順を反芻する、が、始める前からうまくいきそうにない気がする。ネガティブな私。
背中を消毒すると、ファンもようやく何かが始まると気づいたらしく、弱々しく抵抗をする。夫がファンを動かないよう押さえ、準備万端。しかし、猫の背中の皮は意外に硬い。チク…チク…なかなか針が刺さってくれない。夫が「そんなこわごわやったら余計に痛いよ」と言う。だって、刺さらないんだもん!さらに夫がたたみかける、「ファンが動いちゃう。早くー」
だったら、自分でやったらどうなん?あたしゃ、針が怖いねん!
いやいや、お母さんがビビってどうする、やるしかないんだ。
「えいっ!」 プスリと針が静かに入った。ファンが小さく鳴く。やっぱり痛いんだね、ごめんよ~。ゆっくりと生食を注入、といきたかったが、ファンの鳴き声が徐々に大きくなり、慌てて高速注入。ニャー!再度、ごめんよ~。
輸液が終わると、怯えたような怒ったような顔をして、ファンはソファの裏のベッドにそそくさと逃げ込んだ。生食が両サイドに均等に入らず、ファンの背中の右側には、不自然なコブができていた。大丈夫、お母さん、きっと輸液上手になるからね。そうだ、まずお父さんで練習しよう…。
輸液セット。針こわっ!

2014年8月14日木曜日

Day 18: 輸液&インターフェロン3回目

体調:  やや改善
食事:  シーバのカリカリ、焼かつお1本、ちゅーる1本
体重:  1.9kg
今日で今回最後のインターフェロン。口内炎は大分収まり、食事量も増えた。とりあえずひと安心。お母さんは心労でげっそりやつれたよ。しかし、見た目変化なし、しゅん。
今日もディンとファンとで私の膝の奪い合い。ディンがヤキモチをやいて、グイグイ頭でファンを押しやる。ファンは余り気にならないようで、押されるがままだが、絶対にどかない。これは私の人生最後のモテ期、に違いない。
海の向こうにいるお父さん、お母さんの膝はかつてないブームです。もうお父さんの場所、もうないよ:)

「お母さんの膝枕、大好き♪」

お母さんはみんなの後頭部が大好き♪

2014年8月12日火曜日

Day 16: 輸液&インターフェロン2回目

体調:  やや改善
食事:  焼かつお1本
体重:  1.9kgkg
インターフェロン投与は集中的に3回すると効果が出るという。今日はその2回目。ファンは処置台でお漏らしをした。ほとんど色のない透明なおしっこ。怖いのかな。痛いのかな。涙で視界がにじむ。頑張ってるね、えらいぞ、ファン。
帰宅すると少し楽になったようで、お気に入りのオヤツを食べた。そして、ディンのしっぽを踏みながらスタスタと移動し、私の膝で丸くなった。
ゆっくりおやすみ。お母さんが見ててあげるからね:)
お母さんのお腹と太もも、気持ちいいよ。
そうだね、この時のために溜めておいたんだよ、脂肪。

2014年8月10日日曜日

Day 14: 輸液&インターフェロン

体調: イマイチ
食事: イマイチ(懐石のカリカリ少々)
体重: 1.8kg
このところ、余り元気がない様子。口内炎が悪化して痛むのか、食事中に首を振ったりする。何より食欲が落ちたのが気になる。病院に行き、炎症を抑えるインターフェロンの注射をしてもらう。人間だって小さな口内炎一つで大騒ぎするのだから、口中が真っ赤に腫れあがっていたらどれだけつらいだろう。ファンは口臭がひどく、涎が出て胸元がいつも汚れている。その口で毛づくろいをするので全身が口内炎独特の臭いを発している。洗ってあげたいが、口の周囲を触られるのを極端に嫌うので、なかなか綺麗にしてあげられない。いまに未確認生命体が繁殖しちゃう…わけないか。
いつだってファンは可愛いよ。たとえ口の周りに干からびたマグロがついてても。
ファンはいつも牙が外に出ている、なぜだ?

2014年8月4日月曜日

Day 8: 同居メイト紹介その2、ニーニ

体調: 上向き
食事: 良好
体重: 1.8kg
我が家には老猫が2匹いる。ニーニは13歳のメス、生後半年の頃、横浜のガード下で保護した。風邪をひき青っぱなをたらし、痩せてボサボサだった。生まれつき左眼球が発育不全で欠損している。でも、片目でも生活には何ら不自由な様子はなく、器用に高い所や狭い所を移動する。性格はとーっても神経質、私にしか心を開いていない。だから可愛い。寝る時はいつも私の腕枕、オヤスミと言うとニィと小さな声で答える。その眠そうな声を耳にすると、毎晩満ち足りた気分になる。ニーニは夫の仕事の関係で台湾とアメリカへの引っ越しの時も一緒だった。検疫の煩わしさも今ではいい思い出だ。
さて、ニーニとファンは仲良くなれるでしょうか?今の所、かなりムリがありそうである。
ニーニ、そんなに怒ったら美人が台無しだよ:)
ファンにシャーする怒りのニーニ

2014年8月2日土曜日

Day 6: 居候猫、寅ジロウ

体調: 引き続き上向き
食事: 良好
体重: 1.8kg
私は「おうめ猫の会」でボランティア活動をしている。通っていた学校がカソリックだったのもあり、小さい頃から色々なボランティアをしてきた。でも、動物関連のボランティアが一番自分に合っている、と思う。おうめ猫の会では野良猫の保護、治療、里親探し、TNR(Trap, Neuter, Release)をし、不幸な猫を少なくする活動をしている。
今、我が家には寅ジロウという保護猫が居候している。寅ジロウもファンもお互い動じない性格、普通にスペースを共有している。ファンが大らかな子で本当に助かる。
ありがとうね、ファン:)
寅ジロウにまとわりつかれるイシちゃん

2014年8月1日金曜日

Day 5: 新しい名前、ファンファン

体調: 不良
食事: 良好(シーバのカリカリ、シーバのパウチ少々、モンプチの鶏ささみ少々)
体重: 1.6kg
イシちゃんは今日も元気がない。動かず、鳴かず、目が虚ろだ。それなりに食欲はあるのに、一日じっと部屋の隅に置いたベッドの中で寝ているばかりだ。たまに起きると数分かけて水を飲み続ける。そして、また重い足取りでベッドに戻り丸くなる。心配でたまらない。
夫とイシちゃんの新しい名前を考える。夫が口にする名前はおかしな物ばかりで、激しくピントがずれているが、夫は至って真面目な様子だ。ふと頭に浮かぶ。FunFunはどうだろう。今までつらい事がたくさんあったけれど、これからはその何倍も、楽しい思い出を作ってあげたい。ファンファン、ふぁんふぁん、FunFun…なかなかいい響きだ。
今日からあなたはファンファンだよ。お母さんと一緒にうんと楽しもうね。これからは楽しい事ばっかりだよ:)
良かったね、お父さんにヘンテコな名前つけられなくて。