2014年7月31日木曜日

Day 4: 同居メイト紹介その1ディンディン

体調: やや上向きかも?、
食事: 良好
体重: 1.7kg
イシちゃんがソファに上がってくるようになった。驚くことに、イシちゃんは犬を怖がらない。
私の家にはディンディンという名の7歳の雑種犬がいる。台湾駐在時に多頭飼育崩壊宅から引き取った子だ。本名を叮叮という。ドクターはコーギー&シェルティーのミックスだと言うが、台湾にシェルティーはほとんどいないので、本当の所は不明だ。ちなみに台湾で、シェルティーは小コリー、または小ラッシーというと通じる。
ディンは我が家では最も地位の低い動物だ。(夫は自分が一番低いと言ったりするが…)猫パンチを受け、ご飯を盗られ、小さくなって生活してきた。それを見るのが不憫でついつい甘やかしてしまう。そして今度はイシちゃん。ディンは、堂々と鼻先を素通りし、時にふさふさの尻尾を踏みつけて歩くイシちゃんに恐れをなしている。
ディン、ちょっとだけ我慢してね。あとでお母さんがまた特別にオヤツあげるからね:)
イシちゃん、カメラをガン見

2014年7月30日水曜日

Day 3: 腎不全末期、余命半年

体調:  元気なし、ほとんど動かずベッドで寝ている、鳴き声もたてない
食事:  良好
体重:  1.6kg
イシちゃんはウチに来てからずっと元気がない。新しい環境に慣れないのか、具合が悪いのか。
再度、血液検査をしてもらうと、腎不全末期、4あるステージの4初期だという。猫は、血液検査で数値に異常が認められた時点で、腎臓の機能は70-80%失われているという。イシちゃんの数値で普通に歩けているのが驚きだとドクターは言った。
イシちゃんの余命は長くて半年、最悪2-3ヶ月もあり得るという。
イシちゃん、もう心配しなくていいよ。今日からここがイシちゃんの家。ずっとずっと一緒にいようね。
体を綺麗に拭いたら美人さんになりました:)

2014年7月28日月曜日

Day 1: イシちゃん、今日から私がお母さんだよ:)

体調:  元気なし、骨と皮
食事:  肝臓病療法食は食べず→銀のスプーンのカリカリは大好き
体重:  1.6キロ
イシちゃんは以前「石狩」という小料理屋さんの外飼い猫さんだった。でも、突然夜逃げという名前のお引越しをし、沢山の外飼い猫さん達が置き去りにされてしまった。小料理屋さんは取り壊され、他の猫さん達は新しいおウチを求めて旅立ったけど、、イシちゃんだけはお向さんのドアの前でじっと帰らぬ飼い主さんを待ち続け、すっかり痩せてしまった。見かねたお向かいさんがおうめ猫の会に相談し、里親さんを探すことになったが、預かりさんのおウチでも具合は余り良くならず、夏になると下痢を繰り返し骨と皮になってしまった。
私の家には13歳と12歳の片目猫がいる。12歳のクンクンは割と無頓着、でも13歳のニーニはとっても神経質だ。以前、多頭飼い崩壊の犬を我が家に迎えた時もどれだけ苦労したことか。食事を取らず、下痢をし、ベッドルームから出て来なくなり、げっそりやつれた。でも、イシちゃんを一目見た途端、ウチに連れて帰らなくちゃ、と思った。骨がくっきり浮き出た背中、毛はボサボサでツヤがなく、目は虚ろで表情もない。ただただ胸が痛かった。涙が溢れそうになった。
イシちゃんはドクターから肝臓病と診断されていた。預かりさんから療法食を受け取り、おいしそうなご飯も買い、帰宅。療法食には見向きもしないけど、銀のスプーンのカリカリをおいしそうな音をたてて食べてくれた。触ろうとすると上手にスルリと逃げて触らせない。緊張?警戒?人間不信?
少しずつでいいよ、ゆっくり慣れてくれれば。元気になるまでウチの家族の一員だよ。今日から私がお母さん、至らないことと思いますが、どうぞよろしくね:)
預かりさん宅のイシちゃん