2014年9月30日火曜日

Day 65: お刺身!

体調:  やや改善
食事:  マグロのお刺身
サプリ: 拒否
体重:  2.0kg
ファンはここ数日、食事を取らず、ひたすら寝ているだけだった。モンプチやシーバのカリカリも、大好物だった焼かつおのオヤツももう食べない。何をあげたら食べてくれるのか、考えてみた。
ファンは昔、小料理屋さんからご飯をもらっていた。育ってきた食べ物が一番口に合っているに違いない。小料理屋さんが残りの食べ物を猫にあげるとしたら…翌日に出せなくなる「お刺身」!!!
早速、スーパーに行き、マグロのお刺身を買う。口内炎でも食べられるよう、ハサミで一口大に切り、お皿に盛ってあげると…食べる食べる!なんと、おいしそうに3切れも食べてくれた!途中、「もうないの~?」とおねだりまでしてくれた!こんなファンは久しぶり。ホントに嬉しかった。
周りではディンとクンもソワソワしている。(ニーニはお刺身に興味を示さず)
そうね、今日はみんなでお刺身を食べよう:)
お母さん、お刺身おいちいよ~♪

あたちもお刺身大好き~♪

2014年9月29日月曜日

Day 64: 輸液&ステロイド

体調:  最悪
食事:  拒否
サプリ: 拒否
体重:  ファンを動かせず計測不可能
ファンは一日つらそうにしている。体内の毒素を排出できず気持ちが悪いのか嘔吐が続き、水を飲むのもようやくといった感じだ。口内炎も悪化しているようで、あくびをするだけで大きな声をあげて痛がる。貧血も末期的だ。ほとんど動かず、ぐったりと横になっている。
K先生に輸液をしてもらい、副作用の説明を受けてステロイドを投与してもらった。これで少しでも口内炎と嘔吐が収まってくれたらと祈っている。
ファンの腎不全は治る見込みがない。これからもアップダウンを繰り返しながら、悪化の一途をたどるだろう。私はファンに「一日でも長く生きてくれさえすれば」とは思わない。だから痛み緩和のケア以外、延命もするつもりはない。生きていくうえで大切なのは、どれだけ生きたかではなく、どんな風に生きたか、だからだ。短くても構わないから、生まれてきて今ここにいることを後悔しない毎日を過ごさせてあげたい。おいしい物をたくさん食べて、あったかい毛布にくるまって、楽しい夢をたくさん見て、優しく話しかけてもらって、太陽をいっぱい浴びて、柔らかく抱きしめられて、ちょっとでもいいから「幸せだな」って感じて欲しい。
ファン、今、あなたは幸せですか?お母さんはちゃんとあなたを幸せにしてあげられてる?


2014年9月28日日曜日

Day 63: 悪化の一途

体調:  悪化の一途
食事:  ゼロ
サプリ: 拒否
体重:  2.0kg
朝から水以外一切口にしない。トイレ以外ほとんど動かず、たどり着く前にお漏らしをしていた。
K先生から「急激に悪化することもあるので、覚悟するように」と言われていたが、本当にその通りになってきている。食べなくなると一気に体重が落ちる。
爪とぎも毛づくろいもしなくなった。時折、声をあげて口内炎を痛がる。
ファン、一緒に頑張ろうね。お母さんがついてるよ。
ゆっくりおやすみ

2014年9月27日土曜日

Day 62: ファンも家族の一員

体調:  悪化
食事:  ほとんど食べず(焼かつお半分)
サプリ: 拒否
体重:  2.2kg
ベッドルームのニーニとクンがやんやと騒がしい。のぞいて見ると…。

どーん!

ファンがベッドのど真ん中に陣取っていた。ニーニもクンも激しいブーイングでファンを追い出そうとするが、ファンは気にせず枕の上で寛いている。ファンを移動させるのも可哀想、とそのままにして、他の子達に説いて聞かせる。「みんな家族なんだから、仲良く!」

そして、しばらくして再度様子を見にのぞいて見ると…。

じゃーん!

みんな、お母さんの言いつけを守る良い子達です。よしよし:)

2014年9月26日金曜日

Day 61: 輸液&チャバちゃん卒業

体調:  不良(ひたすら睡眠、元気なし)
食事:  不良(焼かつお2本、ちゅーる1本、カリカリ食べず)
サプリ: カリナール1を1スクープ
体重:  2.3kg
2ヶ月ぶりに腎臓に特化した血液検査をした。体重も増えているし、食欲旺盛だったり元気に見える時もあるので、数値が良くなっていると信じていた。でも、実際は悪化の一途。やはりファンの腎臓は徐々に機能しなくなってきている。正直とてもショックだったけれど、病気と闘っているファンの事を思ったら前向きにならないと。
最近は口内炎がひどく、インターフェロンや抗生物質も全く効いていない。これからは対症療法をしっかりやって、少しでも体を楽にしてあげようと思う。副作用が強いステロイドで炎症を抑えなくてはならない日も近い。頑張れ、ファン!
そんな中、明るいニュースもあった。茶畑でひとりぼっちだったチャバちゃん(生後6週間、三毛、メス)がトライアルに出た。ノラさんを何匹も保護しては大切に育ててきた、心優しいご家族だ。このお宅なら安心。チャバちゃん、おめでとう。幸せになるんだよ:)
ファンお姉ちゃん、もっと遊んで~
やーよ、子供のおもりなんて(ポリポリ)

2014年9月24日水曜日

Day 59: ファンのお気に入りスポット

体調:  良好(食事の度、口内炎を痛がり声をあげる)
食事:  良好(ドクターズケア・キドニー&モンプチかがやきサポート、シーバパウチ少々、焼かつお1本。ちゅーる1本)
投薬:  抗生物質&インターフェロンの粉薬
サプリ: カリナール1を1スクープ
体重:  2.5kg
ファンにはお気に入りの場所がいくつかある。ベランダの室外機の上、ディンのクッションの上、真の部屋の窓辺、クローゼットの奥、そして…。
ファンには専用の爪とぎを壁に設置し、ずっとそれで爪をといでいた。ファンは爪切りが大嫌いなので、爪とぎは必需品。ガリガリ!っと、やせっぽちの体に似合わず、豪快な音をたてて爪をとぐ。具合が悪い時はぴたりと爪とぎをしなくなるので、体調管理にも役立っている。
ところがいつからか、ニーニやクンの爪とぎを使うようになり、爪をといだ後はきまってその上でゆっくりと香箱を作る。苦々しい面持ちで睨む、ニーニの眉間のしわも全く無視である。ファンはいつもマイペースで肝がすわっている。さすが外猫生活を何年も耐えてきただけある。
ちなみに、最近、私は30年ぶりに爪を短くした。高校の頃からずっと伸ばして、お手入れを欠かさなかったネイル。でも、ファンの世話には長い爪が邪魔だ。
お母さんにとって、爪なんかよりファンが大事なんだよ:)
そんな狭い所で寛げる?

2014年9月20日土曜日

Day 55: またたび!

体調:  良好 
食事:  やや少ない(ドクターズケア・キドニー&モンプチリュクス、焼かつお1本)
サプリ: カリナール1を1スクープ
体重:  2.4kg
青梅に引っ越してきて初めて見たものの一つに、「またたびの木」がある。今日、初めて猫達に与えてみた。常に淡々としてクールなファンだが、意外にも熱心にかじり続けた。口内炎、大丈夫?
ワイルドなファン。ガジガジ。

一番派手に反応したクン。ガウガウ!


おしとやかなニーニ、器用に握ってかじる。カリカリ。

2014年9月18日木曜日

Day 53: 同居メイト紹介その3クンクン

体調:  良好(尿の色が濃いめ)
食事:  良好(ドクターズケア・キドニー+モンプチリュクスのカリカリ、焼かつお1本、シーバパウチ少々)
サプリ: カリナール1を1スクープ
体重:  2.4kg
クンクンは、12年前横浜に住んでいた頃、ボランティアで通っていたのが縁で、愛護協会から引き取った白三毛の女の子だ。母猫や弟と一緒に、協会のゲート前に閉じられた段ボールに入れられて置き去りになっていた。その時は生後ひと月、本当に小さかった。今は5.8キロの巨体、ダイエット歴も11年になるがいまだ効果はない。本人は避妊手術後のホルモンバランスのせいだと断言している、気がする。
クンクンは片目がウィルス性の風邪からくる炎症で、ゼリー状になりパンパンに腫れあがっていた。毎日シリンジを使って洗眼したが、残念ながら黒い膜が眼球全体を覆い失明してしまった。でも、ニーニ同様、本人はちっとも気にしていない。弟のサスケはもっと状態が悪く、両目がほとんど見えずてんかんももっている。サスケのお母さんとはずっとやり取りが続いていて、お互いの子供自慢をよくする。
クンクンはニーニに比べてかなり大らかだ。私が連れてくる保護猫にも荒々しい威嚇はしない。最近、ようやくファンとも折り合いをつけ始めたように思う。今日、ベランダで日向ぼっこをしていたファンの隣でゴロリと横になった。初めて二人が同じスペースで時を過ごした瞬間。一人で勝手に感動してしまった。
クンクン、どうもありがとう。体とおんなじ、気持ちも真ん丸の優しい子だね。お母さんは本当に嬉しいよ:)
じーっ。

そしてお互いあらぬところに視線を移し…。

微妙な距離のままゴローン。

2014年9月17日水曜日

Day 52: 抗生物質&インターフェロン

体調:  普通(口内炎が悪化)
食事:  ドクターズケア・キドニー&シーバのカリカリ、焼かつお2本、銀スプのポタージュ)
サプリ: カリナール1を1スクープ
投薬:  抗生物質&インターフェロンの粉薬
体重:  2.3kg
動物病院から抗生物質とインターフェロン混合の粉薬をもらってきた。
ファンの口内炎が悪化している。食事をする度、大きな声をあげて痛がり、時には嘔吐してしまう。吐いた物は粘りが強く、吐き出すのにもかなりの労力を要している。可哀想に。私には背中を撫ぜながら声をかける事しかできない。
ひとしきり苦しんで落ち着くと、必ず私の膝に乗りたがる。おでこを私の顔にすり寄せてくる。「お母さん、どうしてこんなにお口が痛いの?体もだるいよ。不安だよ。」
大丈夫、お母さんがいつもそばにいるよ:) ファンが小さく返事をする。「きっとだよ」
お母さんはファンの寝顔が一番好き。
寝ている時は痛くないしつらくないからね。

2014年9月16日火曜日

Day 51: ファンの不思議

体調:  まぁまぁ(口内炎を痛がる、尿の色が濃いめ)
食事:  良好(ドクターズケア・キドニー+モンプチリュクスのカリカリ、焼かつお1本、金缶15歳以上用少々)
サプリ: カリナール1を1スクープ
体重:  2.4kg
ファンには新しいごはん皿を用意したが、ファン自身は床でご飯を食べるのが好きだ。同じパウチなのに、お皿に盛ると食べなかったりする。そして、「じゃ、床を綺麗にしてから…」と床を綺麗に拭いてから置くと、何が気に入らないのかプイとそっぽを向く。「なんで…」とご飯を拭いてない床に移動すると食べ始めたりする。
ファンは自然児なんだね、ファンの好きなようにしてあげましょ:)
ファンの背後には食べ残しを狙うディンが…。

2014年9月15日月曜日

Day 50: 秋が深まってきたね

体調:  そこそこ
食事:  良好(ドクターズケア・キドニー+モンプチリュクスのカリカリ、焼かつお1本、シーバパウチ1パック)
サプリ: カリナール1を1スクープ
体重:  2.3kg
めっきり涼しくなっけど、ファンは窓辺で外を眺めるのが大好き。風で葉っぱが揺れる優しい音を聞いたり、さわやかな風の匂いを嗅いだり。たまに家の裏をのんびり散歩する野良さん達をじっと観察したりもする。そんな時、ファンは一体何を考えているのだろう、と思う。「私もちょっと前まであんなだったわ~」とか?「あの自由な日々に戻りたいわ~」とか?
「私は今とっても幸せだわ~」だと嬉しいな。お母さんは心からそう思ってるよ。きっとそうだよね、ファン:)
びっくり顔はカメラが苦手だから。

2014年9月14日日曜日

Day 49: シッポはやめて…

体調:  普通
食事:  普通(懐石のカリカリ、焼かつお1本、ちゅーる1本、シーバパウチ少々)
サプリ: カリナール1を1スクープ
体重:  2.3kg
子猫は順調に成長し、ミルクを良く飲み良く眠り良く遊び、コロコロと走り回っている。最初から驚くほど人懐こく、スリスリゴロゴロ、生まれつきの愛されキャラである。結膜炎だった目も綺麗になり、スカイプで単身で海外にいる夫に見せると開口一番「美人さんだね~」と言う。私にはとんと言わないのにね、いいけどね。
一つだけ困った事があるとすれば、元気すぎる事。特に、彼女のお気に入りはホウキみたいなファンのしっぽ。中途半端な長さが気に入ったのか、あのポソポソ感がたまらないのか、すぐにしっぽに飛びつこうとする。
こらー!おやめなさーい!
何気にしっぽを隠す技を覚えたファン

2014年9月13日土曜日

Day 48: チッチに血が少々…心配

体調:  見かけまぁまぁ、血尿少々
食事:  少なめ(ドクターズケア・キドニー+シーバのカリカリ、焼かつお1本、ちゅーる1本)
サプリ: カリナール1を1スクープ
体重:  2.3kg
昨日の診察でしばらく輸液なしの様子見となり、一安心。と、思いきや19時頃、尿に血が混じっているのを発見。前回は血便だったが、今回は便に血はついていない様子。一体どこから出血しているのか…。最近、尿の色と匂いが濃くなり、ちゃんと毒素が体外に出ているのかな、と喜んでいたけれど、もっと重篤な悪化が体の別のところで起きているのかもりれない。不安になる。
子猫がいつも隣にいるせいか、ファンも真部屋のクローゼットにこもりきりで、ほとんど寄ってこない。あと少しで子猫も離乳になって別のおウチに旅立つよ。そうしたらまたファンだけのお母さんに戻るからね。(ニーニ、クンクン、ディンディン、ごめんね~) 
ベランダで日向ぼっこのファン

2014年9月12日金曜日

Day 47: 輸液3日目

体調:  いい感じ
食事:  良好ん(懐石+ドクターズケア・キドニーのカリカリ、焼かつお1本、モンプチ缶少々)
サプリ: カリナール1を1スクープj
体重:  2.2kg
今日はインターフェロンはなし、輸液のみ。K先生も費用や通院の時間を考えて、自宅輸液を提案してくれた。以前、私に輸液の方法を教えてくれたT先生とは少しだけ機材が異なるので、あらためて一から輸液の手順を教えてもらう事にした。先生はたっぷり時間をかけ、ゼロから丁寧に教えてくれた。ファンはT先生の元ではいつも逃げようとするし、一度失禁をした事もある。だからといってT先生のスキルが云々ではないが、K先生の所ではファンの表情が柔らかい。ずっとリラックスしているし、声をあげたり逃げようとした事もない。言葉はわからなくても、動物と獣医さんにも相性ってあるのだろうか。
いい先生に診てもらえて良かったね、お母さんも嬉しいよ:)
帰宅するとまずおめかし

2014年9月11日木曜日

Day 46: 病院お休み、良かったね:)

体調:   ご機嫌(プーなし)
食事:   良好(ドクターズケア・キドニーのカリカリ、焼きカツオ2本、銀スプまぐろ15歳以上用1パウチ
サプリ:  カリナール1を1匙
体重:   2.2キロ 
今日は病院がお休み、なので輸液もお休み。一日、のんびりゴロゴロして過ごしました。
ソファの私の隣で横になり、エンドレスなゴロスリ。沢山撫でておでこにキスしてあげました。以前は頭に触ろうとすると手をよけて嫌がったけれど、今は自分からおでこを出してキスをおねだりするように。段々、ウチの子になってきたね、えらいえらい。
お天気が良かったら日向ぼっこできるのに、今日はあいにくの雨。お気に入りの場所、真ちゃん部屋のクローゼットの中でほとんどの時間を過ごしました。秋も深まってきたので、冬用のブランケットに換えてあげようかな。風邪ひいたら大変。ファンにはお母さんみたいな脂肪がないからね…ちょっと羨ましい…。
ファンはやっぱり女の子だね、可愛い色が似あう:)
っつか、寄り目?

2014年9月10日水曜日

Day 45: 輸液2日目

体調:  ご機嫌
食事:  良好(ドクターズケア・キドニー+銀スプのカリカリ、銀スプまぐろ15歳以上用1パウチ、ちゅーる1本
サプリ: カリナール1を1スクープ
体重:  2.1キロ
午前11時、病院で輸液+インターフェロンの注射。ファンの具合が良くなったと聞き、先生がすごく喜んでくれる。今日も丁寧に治療の説明をしてくれ、私の質問に答えてくれる。できるだけお金がかからないようにと気遣いながら、これからの治療のプランを緻密に立ててくれる。少し高いけど、ファンはこの先生にお願いしようと思う。
私は獣医は用途や経済状況で分けて選んでもいいと思う。軽い症状の時、間違いがあってはいけない重症の時。ノラさんを連れて行く時、自分の子達を診せる時。臨機応変に対応しないと動物保護活動は続けていけない。とは言いつつ、本当はいつもどの子もベストな獣医さんの所で最高の治療を受けさせてあげたい。
ごめんね、お母さんが億万長者だったらなぁ…。今すぐ宝くじ買ってくるね:)
テレビの鳥を捕まえたいファン

2014年9月9日火曜日

Day 44: 輸液&インターフェロン&子猫

体調:  急激に上向き
食事:  がぜん旺盛(ドクターズケア・キドニー+懐石のカリカリ、焼かつお1本、銀スぷパウチ1.5パック、ロイヤルカナン腎臓サポートのパウチ少々)
サプリ: カリナール1を1スクープ
体重:  2.1kg
昨晩、血便と激しい嘔吐に突如襲われたファン。救急病院に連れて行こうか迷ったが、すぐ行ける病院は評判が悪く、一度救急病院で起きた良くない経験を頭がよぎる。さらに、ファンも激しい抵抗で病院行きを断固拒否。仕方なく朝まで待つ事にする。朝イチで便を持参しK先生の所に連れて行く。腎不全で血便は余りないと言う。でも、臓器は全てつながっているんだから、一か所が悪くなればあちこちが崩れ始めるのだろう。とりあえず、対症療法で、輸液とインターフェロンで処置する。
帰宅すると嘘のように元気になり、午後2時にはスープを飲み、夜7時にはカリカリ、深夜2時にはパウチを1.5袋も食べた。良かった良かった。昨晩はファンがクローゼットにひきこもり、私は心配でぞの脇で一晩を明かした。不定期に聞こえてくる嘔吐の苦しそうな声で、胸が痛かった。何にもしてあげられず、つらかった。でも、ファンの方がずっと苦しいのだ。
先生は言う。「ファンちゃんのその日に備えて、そろそろ覚悟が必要かもしれませんね」
夜、我が家に保護された子猫がやってきた。生後3週間弱、たったの200g、三毛の女の子。女子なのにばっちくて臭い…ま、野良さんだから仕方ないか。ファンは大らかで、他の猫達や犬に威嚇したりパンチしたりという事がない。が、とってもフレンドリーかというとそんな事もなく、淡々としている。オトナである。子猫にもこれといった反応がなく、もじもじヨタヨタする小さな生き物を不思議そうに眺めている。何を思ってるんだろう。
「お母さん、この子、ちょっと臭いんだけどぉ」とか?はいはい、今拭き拭きしますよ:)
ホントに拭き拭きしたぁ?まだ臭いよー。

2014年9月5日金曜日

Day 40: 米軍機とファン

体調:  普通
食事:  ドクターズケア・キドニー&懐石のカリカリ、焼かつお1本、シーバパウチ少々)
体重:  2.2kg
我が家の周辺は、演習をする米軍機が轟音で飛び回る。動物たちはその音が大嫌いだ。でも、ファンは一向に動じない。長い外猫生活からか、ファンは肝が据わっている。私も見習いたいところだ。写真は米軍機をまっすぐに見上げるファン。凛々しい、凛々しすぎる!

見よ、この雄姿!
アメリカなんかにゃ負けないわ!

2014年9月1日月曜日

Day 36: ディンのクッション

体調:  普通
食事:  ドクターズケア・キドニー&シーバのカリカリ、焼かつお1本、銀スプパウチのポタージュ1パック)
体重:  2.1kg
ディンにはお気に入りのクッションがある。これは、台湾からアメリカに引っ越しする時、台湾人の友人がせっせと作ってくれた物だ。このクッションのおかげで、ディンは飛行機の中でも快適に移動できた。ニーニとクンクンはディンが好きではないので、決してこのクッションをシェアしないが、ファンは無頓着なので、平気でディンが寝ている隣に腰をおろす。すると、ディンは猫が怖いので、小さく肩をすぼめて場所を移動する。たいていはコーヒーテーブルの下の小さな隙間だ。不憫…。
なので、こんな風にリラックスしてディンがファンと一緒にお昼寝をする写真はとても貴重。
いつもこうだといいのになぁ…。
緊張気味のディン、ファンは無表情。

おっ、ディン、珍しくそのまま寝るの?

二人とも気持ちよさそう~

爆睡zzz